e-Metri

子宮内膜CD138陽性細胞計測ソフト

e-Metri

免疫染色標本で子宮内膜内におけるCD138細胞膜陽性細胞をカウントできます。顕微鏡の接眼レンズ下で対物レンズ40倍で20視野相当の画像を一括して測定できます。20倍での測定も可能です。慢性子宮内膜炎の検査に有用です。

  • 簡単操作

    条件設定等は全く不要です。臨床の現場のルーチンワークにおいてCD138細胞膜陽性細胞のカウンティングが測定ボタンを押すだけで簡単に行えます。

  • 汎用的な使用への拡張機能

    標本に最適な測定条件(細胞の面積や染色濃度)を数内で細かく設定した測定も可能です。細胞の自動認識が難しい標本ではマウス操作で追加・削除が可能です。また測定範囲を選択することが出来ます。

  • 仕様

    対象標本:免疫膜染色
    対象画像: デジタルカメラ画像(JPEG/BMP/PNG/TIFF/GIF/RAW形式)
    バーチャルスライド画像(ndpiファイル)
    顕微鏡の対物レンズ:20倍、40倍
    測定項目:細胞数、測定面積
    結果出力:レポート形式での印刷とファイル保存(JPEG)
    動作環境:OS:Windows7/8/10/11(Windows XP, Vista, Mac OSは非対応)

    複数ライセンスとセット価格

    複数ライセンス価格:
    2本目以降は1本につき+1万円で、2ライセンス:13万円、3ライセンス:14万円、・・・
    セット価格例:
    「e-Count4」又は「e-Memb3」又は「e-Eosino4」との2本セット18万円
    3本セット24万円(「e-Count4」+「e-Memb3」とのセット)
    4本セット30万円(「e-Count4」+「e-Memb3」+「e-Eosino4」とのセット)
    (全て消費税抜き)

<主機能>

  • 計測モード

    測定方法には、自動モードと手動モードがあります。
    〇 自動モード
    標準では自動モードになっていて事前の設定無く直ぐに計測が開始できます。画像毎に自動的に条件を計算して測定を行います。自動での測定条件が適切でない時は、検出パラメータ(細胞の濃度と大きさ)に対して7段階での微調整も可能です。
    〇 手動モード
    手動モードでは、検出パラメータ(細胞の濃度と大きさ)を数値で細かく設定することができます。自動モードでの検出の難しい標本や測定条件を固定して測定する場合などに有効です。

  • バーチャルスライド画像(ndpiファイル)での測定

    ( 固定枠領域測定)
    デジタルカメで撮影する代わりにバーチャルスライド画面で20倍か40倍の測定視野を複数枚選択してマルチ測定を行うことができます。画像を撮影する手間が省けます。ルーチンワークでの計測に有用です。
    ( 自由枠領域測定)
    矩形やフリーハンドで設定した領域での測定ができます。大きさや形状の異なる領域も同時に測定できます。スライド全体や組織毎の測定も可能で研究等に有用です。

  
  • マウス操作による細胞個々の追加・削除と測定領域の選択

    (細胞個々の補正)
    カウントに必要な細胞を追加したり、不要な細胞を削除することが出来ます。マウス操作で細胞をクリックするだけで、簡単に追加や削除が可能です。
    (測定領域の補正)
    マウスでトレースして測定領域を選択したり不要領域を削除することが可能です。

  • 測定結果と画像解析報告書

    検出細胞を画像上に青色の円でマークします。視野毎の測定値と一括して測定された全視野の統計値を画像と共に表示します。
    この結果をレポート形式でJpegファイルとして保存できます。また、このレポートファイルを印刷することも可能です。