e-Eosino4

好酸球計測支援ソフト

e-Eosino4

好酸球性副鼻腔炎や好酸球性胃腸炎の病理組織学的評価における好酸球のカウントが可能です。 副鼻腔、食道、胃、十二指腸、直腸、盲腸、結腸、心筋などにおける測定作業の負担や時間を大幅に減らすことが出来ます。 また、測定の再現性の向上にも役立ちます。結果は、デジタルデータとして保存できますので、情報の共有も容易となります。

  • 簡単操作

    条件設定等は全く不要です。臨床の現場のルーチンワークにおいて、測定ボタンを押すだけで迅速な好酸球のカウンティングが可能です。

  • 汎用的な使用への拡張機能

    標本に最適な測定条件(好酸球の面積や染色濃度)を数内で細かく設定した測定も可能です。細胞の自動認識が難しい標本ではマウス操作で追加・削除が可能です。また測定範囲を選択することが出来ます。研究用に使用することも可能です。

  • 低価格

    12万円(消費税抜

  • 20日間の無料体験版

    体験版申し込み
  • 仕様

    対象標本:HE、Giemsa、DFS、Hansel染色
    対象画像: デジタルカメラ画像(JPEG/BMP/PNG/TIFF/GIF/RAW形式)
    バーチャルスライド画像(ndpiファイル)
    顕微鏡の対物レンズ:40倍(標準)、20倍
    測定項目:好酸球の視野毎の数、視野総数、視野平均数、測定面積
    結果出力:レポート形式での印刷とファイル保存(JPEG)
    動作環境:OS:Windows7/8/10/11(Windows XP, Vista, Mac OSは非対応)

    複数ライセンスとセット価格

    複数ライセンス価格:
    2本目以降は1本につき+1万円で、2ライセンス:13万円、3ライセンス:14万円、・・・
    セット価格例:
    「e-Count4」又は「e-Memb3」との2本セット18万円
    「e-Count4」+「e-Memb3」との3本セット24万円
    (全て消費税抜き)

<主機能>

  • 染色タイプ

    HE、Giemsa、DFS、Hansel染色の標本での計測が可能です。

             

  • 計測モード

    測定方法には、自動モードと手動モードがあります。
    〇 自動モード
    標準では自動モードになっていて事前の設定無く直ぐに計測が開始できます。画像毎に自動的に条件を計算して測定を行います。自動での測定条件が適切でない時は、検出パラメータ(細胞濃度、細胞大きさ、細胞形状、赤色顆粒濃度、核濃度)に対して5段階での微調整も可能です。
    〇 手動モード
    手動モードでは、検出パラメータ(細胞濃度、細胞大きさ、細胞形状、赤色顆粒濃度、核濃度)を数値で細かく設定することができます。自動モードでの検出の難しい標本や測定条件を固定して測定する場合などに有効です。

  • 副鼻腔でのガイドラインで示された接眼レンズ下での視野面積での測定

    ( 視野換算計算)
    対物レンズ40倍での接眼レンズ下視野面積に換算して好酸球の数を算出して表示します。
    ( 円形測定)
    対物レンズ20倍の視野の中で、40倍での接眼レンズ下の視野相当の円形領域で測定することも可能です。

  • バーチャルスライド画像(ndpiファイル)での測定

    ( 固定枠領域測定)
    デジタルカメで撮影する代わりにバーチャルスライド画面で20倍か40倍の測定視野を複数枚選択してマルチ測定を行うことができます。画像を撮影する手間が省けます。ルーチンワークでの計測に有用です。
    ( 自由枠領域測定)
    矩形、円形やフリーハンドで設定した領域での測定ができます。大きさや形状の異なる領域も同時に測定できます。スライド全体や組織毎の測定も可能で研究等に有用です。また副鼻腔でのガイドラインで示された接眼レンズ下での視野面積での円形測定が可能です。

    

  • マウス操作による細胞個々の追加・削除と測定領域の選択

    (細胞個々の補正)
    カウントに必要な細胞を追加したり、不要な細胞を削除することが出来ます。マウス操作で細胞をクリックするだけで、簡単に追加や削除が可能です。
    (測定領域の補正)
    マウスでトレースして測定領域を選択したり不要領域を削除することが可能です。

  • 測定結果と画像解析報告書

    検出細胞を画像上に緑色の円でマークします。視野毎の測定値と一括して測定された全視野の統計値を画像と共に表示します。
    この結果をレポート形式でJpegファイルとして保存できます。また、このレポートファイルを印刷することも可能です。