簡単操作
少ない初期設定で計測が可能です。臨床の現場でのルーチンワークにおいて迅速なスコアリングが行えます。
汎用的な使用への拡張機能
標本に最適な測定条件(面積、濃度)を設定した測定も可能です。細胞の自動認識が難しい標本ではマウス操作で追加・削除・輪郭修正が可能です。また腫瘍領域を自動的に認識して測できます。膜染色標本用の計測パッケージ「IHC_score」も用意されています。研究用に使用することも可能です。
低価格
12万円(消費税抜き)
20日間の無料体験版
仕様
対象標本:免疫膜染色
対象画像: デジタルカメラ画像(JPEG/BMP/PNG/TIFF/GIF/RAW形式)
バーチャルスライド画像(ndpiファイル)
顕微鏡の対物レンズ:40倍(標準)、20倍
測定項目:スコア、強全周性陽性細胞数、中・弱全周性陽性細胞数、部分的陽性細胞数、陰性細胞、数総細胞数、測定面積
結果出力:レポート形式での印刷とファイル保存(JPEG)
動作環境:OS:Windows7/8/10/11(Windows XP, Vista, Mac OSは非対応)複数ライセンスとセット価格
複数ライセンス価格:
2本目以降は1本につき+1万円で、2ライセンス:13万円、3ライセンス:14万円、・・・
セット価格例:
「e-Count4」又は「e-Eosino4」との2本セット18万円
「e-Count4」+「e-Eosino4」との3本セット24万円
(全て消費税抜き)<主機能>
計測モード
測定方法には、自動モードと手動モードがあります。
(自動モード)
標準では自動モードになっていて、事前の設定無く直ぐに計測が開始できます。画像毎に自動的に条件を計算して測定を行います。自動での測定条件が適切でない時は、検出感度を5段階での微調整も可能です。
(手動モード)
手動モードでは、検出パラメータ(染色濃度、大きさ)の数値で細かく設定することができます。自動モードでの検出の難しい標本や、画像毎に、測定条件を固定して測定する場合などに有効です。
膜染色標本用の計測パッケージ「IHC_score」
膜染色標本で膜内バイオマーカーの発現を計測する汎用パッケージです。細胞膜、細胞質、核の個々の面積と染色濃度値の基礎データをcsvファイルで出力します。
測定領域自動認識
腫瘍領域を自動的に認識してその領域内だけの細胞の測定を行えます。領域の認識が不十分な時はマウス操作で修正ができます。腫瘍領域の面積も測定できます。
バーチャルスライド画像(ndpiファイル)での測定
( 固定枠領域測定)
デジタルカメで撮影する代わりにバーチャルスライド画面で20倍か40倍の測定視野を複数枚選択してマルチ測定を行うことができます。画像を撮影する手間が省けます。ルーチンワークでの計測に有用です。
( 自由枠領域測定)
矩形やフリーハンドで設定した領域での測定ができます。大きさや形状の異なる領域も同時に測定できます。スライド全体や組織毎の測定も可能で研究等に有用です。
細胞個々の区分変更と修正
細胞膜の染色強度と全周性に応じて、細胞を4種(赤:強全周性陽性細胞、黄:中・弱全周性陽性細胞、濃青:非全周性陽性細胞、薄青:陰性細胞)に区分します。この区分をマウス操作で変更が可能です。また、追加や削除も可能です。
測定結果と画像解析報告書
検出細胞を画像上に細胞区分色でマークします。視野毎の測定値と一括して測定された全視野の統計値を画像と共に表示します。
この結果をレポート形式でJpegファイルとして保存できます。また、このレポートファイルを印刷することも可能です。