e-Count4

免疫染色標本核内発現バイオマーカー計測支援ソフト

乳癌、神経内分泌腫瘍、消化管間質腫瘍、脳腫瘍等におけるKi-67(MIB1 index), ER,PgR,P53等核内マーカーのカウントが可能です。測定作業の負担や時間を大幅に減らすことが出来ます。また、測定の再現性の向上にも役立ちます。結果は、デジタルデータとして保存できますので、情報の共有も容易となります。

簡単操作
条件設定等は全く不要です。
臨床の現場のルーチンワークにおいて、測定ボタンを押すだけで迅速な陽性細胞と陰性細胞のカウンティングが可能です。
汎用的な使用への拡張機能
細胞の面積と染色濃度の計測も可能です。標本に最適な測定条件（大きさ、濃度、形状）を数値で細かく設定した測定も可能です。細胞の自動認識が難しい標本ではマウス操作で追加・削除・輪郭修正が可能です。また測定範囲を選択することが出来ます。研究用に使用することも可能です。
低価格
12万円（消費税抜き）
20日間の無料体験版
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仕様
対象標本：免疫核染色
対象画像：デジタルカメラ画像(JPEG/BMP/PNG/TIFF/GIF/RAW形式)
バーチャルスライド画像(ndpiファイル）
顕微鏡の対物レンズ：40倍(標準)、20倍
測定項目：陽性率、陽性・陰性細胞数、細胞面積、細胞染色濃度、測定面積
結果出力：レポート形式での印刷とファイル保存(JPEG)
動作環境：OS:Windows7/8/10/11（Windows XP, Vista, Mac OSは非対応）
複数ライセンスとセット価格
複数ライセンス価格：
2本目以降は1本につき＋1万円で、2ライセンス：13万円、3ライセンス：14万円、・・・
セット価格例：
「e-Memb3」又は「e-Eosino4」との2本セット18万円
「e-Memb3」＋「e-Eosino4」との3本セット24万円
（全て消費税抜き定価）

＜主機能＞

計測モード
測定方法には、自動モードと手動モードがあります。
〇自動モード
標準では自動モードになっていて事前の設定無く直ぐに計測が開始できます。画像毎に自動的に条件を計算して測定を行います。自動での測定条件が適切でない時は、検出パラメータ（染色濃度、大きさ、形状）に対して５段階での微調整も可能です。
〇手動モード
手動モードでは、検出パラメータ（染色濃度、大きさ、形状）の数値で細かく設定することができます。自動モードでの検出の難しい標本や測定条件を固定して測定する場合などに有効です。

ホルモンレセプター（ER, PgR）発現スコアリング
ER、PgRでのスコアリング測定ができます。陽性細胞を強(青)、中(黄)、弱(緑)染色性に３分類し個数とProportion score(PS)、Intensity score(IS)、Allred Scoreの値を表示します。

面積・濃度測定
陽性核と陰性核個々の面積と染色濃度を計測してcsvファイルで測定値を出力できます。研究等の基礎データとして活用出来ます。

測定領域自動認識機能
腫瘍領域を自動的に認識してその領域内だけの細胞の測定を行えます。領域の認識が不十分な時はマウス操作で修正ができます。腫瘍領域の面積も測定できます。

バーチャルスライド画像（ndpiファイル）での測定
（固定枠領域測定）
デジタルカメで撮影する代わりにバーチャルスライド画面で20倍か40倍の測定視野を複数枚選択してマルチ測定を行うことができます。画像を撮影する手間が省けます。ルーチンワークでの計測に有用です。
（自由枠領域測定）
矩形やフリーハンドで設定した領域での測定ができます。大きさや形状の異なる領域も同時に測定できます。スライド全体や組織毎の測定も可能で研究等に有用です。